HIGHER PLANES 曲目解説

コメント ジミ・テナー

1−COSMIC DIVE

今までにボクが作った曲の中で一番難しい曲だと思うよ。特に、イントロが超難関! 作曲の時、「パーツ、パーツ!違うモノ、遅さと速さ。多くの夢のような小節を」と 考えていたんだ。で、結果がこれ。歌詞の「宇宙潜水、行こう、側面を変えて」(C osmic Dive,get in there,change sides)と言う で意味。古代フィンランドのキノコ採りをし、異世界へと導く穴がある湖底で精神世 界へ潜って行くシャーマン達の歌なんだ。彼らは時折帰って来て異世界での見聞を話 すのだけど、帰ってくるのに失敗して、二度と戻れない時もあるんだ。 ロンドン・ソニカスタジオで録音。

2−HIGHER PLANES

出産を控えた妻・ニコルの待つ病院へ向かう前の早朝に書いてたよ。病院へ行く道す がらの美しい朝日を見て、それを曲にしようと思ったんだ。そう聞こえるでしょ? モウリス・フルトンがドラムトラックを制作。

3−TRUMPCARD

前に、この曲をポーランドオーケストラ用に作ったんだけど、アレンジが間に合わな かったんだ。けど、フィンランドのビッグバンドUMOと共同作業を開始した時に、 イルッカ・マッティラがこの曲を作りなおしたらどうかと提案してくれたんだ。ほと んどのリズムは典型的なビッグバンド風だったから、気に入ってたんだよ。この曲 で、フルートのプリセットを使うと、とてもソフトな音だから大好きなファーフィサ ・オルガンを弾いたんだ。ヘルシンキのタバスティア・クラブで録音したんだ。本当 は、32トラックのデジタルレコーディングをサウンドチェックでやったんだけど、 この曲のバイヴは、その録音にはなかったよ。

4−GOOD DAY

長いプロジェクトだったよ。いくつかのヴァージョンを宅録して、その上にUMOと 録音したんだ。聴いてみて、カッコイイと思ったけど、100%とは言えなかったか ら、結局新しいヴァージョンをコンピューターを使って、ビッグバンド用だったト ラックを新しくアレンジして作曲したんだ。それと、コンガとモンゴ・アールトネン とミッコ・ハッシネンに頼んだドラムサンプルを使ったよ。

5−BLACK HOLE

ブラックホールのスゴク面白いPVを撮ったよ。歌詞では、一つの非凡さに全てが包 まれた宇宙の起点と終点と、新しい秩序を持つ新宇宙創造のための爆発を歌い上げた んだ。 ロンドン、ソニカスタジオで録音。

6−DIRTY JIMI

「ダーティー・ハリー」から取ったタイトルだって明らかだよね。サントラを作っ たって認めなきゃね。サントラのいいところって、その時間の長さなんだ。ボクはい つも曲を4分半にするように心掛けてるけど、その心掛けが「サントラ」なんだ。 ホーンセッションはマイク(TB)、テリー(TB、B.SAX&TP)、ジョン (TP)とボク(T.SAX&FL)

7−TAPIOLA

70年代のヘビメタとサイケロック風の掛け合わせだよ。最初からヴォーカルにリ バーブ・リハーブ・エフェクトを使おうと考えていたし、録音の時、オールドスクー ル風にテープを逆回転させながらエフェクトを使ったよ。この方法の方がコンピュー ターのエフェクトを使うより簡単で音が良いって発見したよ。クリスがギターをジミ ・ヘンドリックス風に弾いてくれたのも気に入ったよ。 タピオラって言うのは森林の王の土地のことなんだ。フィンランドでは、森林の王は 神への供え物をした森を持っていたんだ。この曲の中での供え物は、裸の処女だよ。

8−SPENDING TIME

ヴォーカルがフランク・ザッパみたいって言われることがあるよ。ボクもそう思うけ ど、ザッパのことはさっぱり分からないんだ。汗ばんだエロティックな曲を作りた かった結果がこれさ。 マーケットでレコーダーを買ったから、それを使っていくつかの音を録音したよ。 「WICKER MAN」を見た後、このレコーダーのこと全然カッコ悪いって思わ なかったよ。

9−LET THE MUSIC

GOOD DAYと似たタイプの曲だよ。多重録音できるか人という人に聞いてま わってたらレコーディングが長引いちゃったんだ。JTバンドのレギュラージェイと ユッカをホーンセクションに起用したよ。ボクはサックスとフルートを。

10−EXPATRIOT

モウリスがこれを聴いて「芸術音楽」にもう首を突っ込みたくないって言ったんだ。 ボクもそうだよ。コンピューターや電子機材を使ったりする時間の方がサックスを吹 く時間より多くってオカシくなりかけるよ。 長いフレーズを作って、何度も何度もそれをサックスと合わせて鍵盤を弾くんだ。そ の調和が小節の間を浮遊して本当に柔らかい和音なんだ。痛みの叫びのようなサック スのソロをのせたそのサンウドは、ボクが思うに本当に悲しい音色だよ。その痛みの 音色は元々愛国心を持ってた人が持つ哀愁なんだ。時々フィンランドの自然を失う淋 しさを想い返すことがボクの場合なんだ。

11−NUCLEAR FUSION

UMOと別のバージョンを演奏したよ。フォトフォーンもイントロと、続くアンビエ ントのところに使ったんだ。コンピューターを使わずに作曲した中で一番大きいアレ ンジだったよ。と言うのも、コンピューターが盗まれて、五線譜に手書きしたんだ。 この曲の最終締め切りも間近だったしね。

12−STARGAZING

いつもは始めにピアノで作曲はしないんんだけど、この曲はそうしたんだ。Rhod esピアノで和音を作って遊んでいたんだ。そこにムーグのベースラインを入れて、 その上にメロディを入れたんだ。そのA−DATをフィンランドに送って知人にパー カッション、ドラムとフォーンの録音を頼んだんだよ。 ボクはいつもアルバムにジャズワルツを入れるんだ。今回は、TRUMPCARDと NUCLEAR FUSIONとこの曲だよ。でも、NUCLEAR FUSION のイントロは4分の4拍子だけどね。

Translated by Mayuko Wada

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